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渡「A、どう掴まる？」
「どうしたら翔太くん楽？」
渡「いや、別になんでも俺は良いけど…」
俺の中ではおんぶかお姫様抱っこしか思い浮かばなかった
ただ、想像した時にお姫様抱っこしたら
Aの胸が俺の目の前に来ることになる
それはきっとある意味俺が耐えきれないと判断した
渡「おんぶしてやるよ」
「ん！翔太くんおんぶー！」
渡「へーへー(笑)」
「よし行け！渡辺号〜！」
渡「ぐはは(笑)暴れて落ちんなよ！」
「大丈夫だよ！笑」
軽いAをおんぶしてプールの中に入る
水の中のAはめちゃくちゃ軽い
おんぶしてるかしてないかわかんねえくらいだ
「わっ！水の勢いで流されちゃいそう！」
渡「お前軽いからだよ、だからちゃんと掴まれって」
「ん、ちゃんと掴まっとく」ぎゅっ
渡「っっ！！！〜っ///」
しくった…おんぶにしなければ良かった
渡「Aっ…」
「んー？何ぃ？わっここ流れ強い！
ふふ(笑)翔太くん！楽しいね！」
渡「お、おーだな！」
コイツは気づいているのだろうか
俺の背中に自分の胸が押しつけられてることを
気づいてねえだろうなー
はぁ…まじでしくったわまじ後悔
プールから出れるかな俺
蛇の生殺しとはこの事か
「わっ危ないっ！」ぎゅっ
渡「やば…っ///」
「ん、なんか言った？」
渡「なっなんでもねーよ！」
くそっ…やわらけえ…
落ち着け俺まじで落ち着け
このままじゃ水面から出れなくなる捕まるぞ
俺の俺落ち着け、頑張れ、精神統一だ
渡「ふぅーーー」
「何してんの？」
渡「精神統一」
「？？」
なんとか気持ちを落ち着かせてプールを楽しみ
遅くなる前に帰宅してきた俺ら
渡「着いたぞ〜」
「翔太くん今日はプールも車もありがとう！
とっても楽しかった！！また行こうね♪」
渡「おう、俺も楽しかった」
「あのっ他の人とプールとか行っても
女の子に着いてったらダメだよ？」
渡「？だから、お前以外の女と遊ばねーって」
「だって…翔太くんかっこいいから
また逆ナンされるかもしれないもん…やだ」
渡「ふはっ(笑)」
こいつ…人の気持ちも知らねえで
可愛いことばっか言いやがって…
渡「されても着いてかねえから大丈夫
心配すんな(笑)」ぽんぽん
「むー約束だよ？」
渡「おう(笑)んじゃ、また明日な」
「うん！おやすみなさいっ」
Aとのプールは男としてかなりの我慢が必要だけど
他の女に嫉妬するAが可愛いからまた行こうかな
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作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
