キミと描く場所へ〜番外編〜 (ページ3)

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「んーきもちーね翔太くん」

渡「おー、ナイトプールも悪くねえな」

丸い浮き輪の中にいるA
そこに足がつく俺が捕まって水の中を回っている

最初インスタ映えしそうな流行りの貝殻のやつとかの
上に乗るタイプの浮き輪にしようとしたから却下した
そんなんAの水着姿見せてんのと一緒じゃねえか

「翔太くんナイトプール来たことある？」

渡「いや、今回初めて来た」

「そっか！それなら良かった」

渡「…お前、俺がまだ女と遊んでると思ってるだろ」

「ちょっとだけ(笑)」

渡「かなり前にやめたっつーの
　お前としか女は会ってねーよ」

「本当？」

渡「本当。」

「へへ(笑)やった…翔太くん独り占めだ」

渡「っ…///」

こいつは男と遊ぶのに(メンバーのみ)
俺らはA以外の女と遊べないなんて不公平だけど
全員遊べないんじゃなくて遊ばない
色々あってこれは年月が経つにつれ何故かこうなった
Aの嫌がることはしたくねーし悲しませたくない
惚れた弱みってやつだ
まぁ、たまに多数の飲み会にいくくらいは許して

渡「てか、その水着持ってたっけ？
　前みんなで海行ったときのと違くね？」

「…翔太くんとプール行くって決まってから
　新しく買ったの」

渡「へぇ…なんでその色にしたの？」

「分かってて聞いてるでしょ」

渡「何？教えて？笑」

前メンバーたちと海行ったときは
白色の可愛い水着だった
今回のAの水着の色は水色と青の間くらいの色
もちろんなんでそのカラーかは
俺とプール行くって言って買ったと言う時点で
だいたい分かってるし少し期待していた

「…翔太くんのメンバーカラーにしたのっ///」

渡「ふはっ(笑)」

「なんで笑うの！」

渡「あー(笑)本当可愛いなお前」

「ふざけてるじゃん！」

渡「ふざけてねえよ(笑)

　髪型も水着も似合ってるし1番可愛い
　俺のメンバーカラー選んでくれて嬉しいよ」

「っ///…いつも褒めないくせに…ずるい」

渡「A、顔真っ赤(笑)」

「うるさいっ///」

渡「褒めたら褒めたでそれかよ(笑)」

「翔太くんに褒められ慣れてないんだもん
　でも…ありがと嬉しい….///」

渡「ん。たまに言うから良いんだよ

　あ…A、ウォータースライダー
　空いてきたから行こうぜ！」

「行きたいけど私泳げないってば」

渡「2人で乗れるやつにすれば
　俺が助けてやるから大丈夫」

「ん、じゃあ行く」