�� ページ20
佐久間side
佐「Aみーっけた」
「っ！！…さっくん…っ」
出て行ったAを探していて
なんとなくいそうだなーって思った空き部屋を開けたら
三角座りして泣いてるAがいた
佐「やっぱり泣いてる〜」
「泣いてないもんっ！何で、ここわかったの…」
佐「んー？佐久間さんはAのことなら何でも分かるの
ふっかたちが女の子と遊んでるの嫌で
最近態度が冷たかったのも
それに察してくれないことにまた怒ってるのも
ぜーんぶ分かってるよ」
「っ！！！
さっくんも前まで女の子とたくさん遊んでたくせに」
佐「そ、それは…うーん
別に俺らその女の子達と遊びたくて
遊んでるわけじゃないっていうか…」
「意味わかんない」
佐「俺らね、Aのこと本当に大好きなの
だから意地悪したくなっちゃうし構ってほしいの
好きな子ほどいじめたくなるって言うでしょ？
俺らが女の子と遊んだら
Aがまた嫉妬してくれるかな？って思って…
こないだ嫉妬して嫌だって言ってるA可愛くて
ついふっかたちと同じことしちゃった
ごめんね？」
「…何それ、私っ、本当に嫌な思いしたんだよ？」
佐「うん、ほんとごめん…
でも、A全然言ってこないから
別にこんくらいじゃ嫉妬してくれないんだって
思って…
それで俺は途中でAが遊んでくれなくなって
たぶん女遊びのせいだなって気づけたんだけど
あいつらAに彼氏がいたのに嫉妬して
余計に反抗心なのか遊び出しちゃってさ」
「っ…違うよ、みんな私のことなんて考えてない
ただ女の子と遊びたかっただけだよ」
佐「んーーーそれはないかな
だって、あいつらAがいないときは
他の女の話なんて絶対しないもん
俺らAの話しかしないんだよ？」
「そんなのっ知らないし！」
まぁ、Aが怒るのも無理はない
散々自分達は女と遊んでるのに彼氏と別れさせられて
しまいにはAには男とご飯行くな…
そりゃいくら優しいAでも怒るよね
ガチャ
「っっ！！！」
渡「っはぁ…やっぱここにいた…A」
深「A！！」
岩「っ…A…」
「っ、、、」ふんっ
俺が見つけた連絡する前に
早くも翔太によって見つかったA
翔太、Aに関しては鋭いからなぁ流石
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
