渡辺との夏�� ページ1
9人になる前の話
渡辺side
「え？プール？」
渡「そ、今度休みあんじゃん
その日プール行こうぜ」
「でも…プールだと流石にバレちゃうんじゃ…」
渡「今さ、ナイトプールって流行ってんじゃん
夜なら顔そんなわかんねえし良いかなって
平日の夜なら人もそんないねえだろ」
「そっか〜夜なら良いかも！」
てなわけで、平日の夜
ナイトプールに行くことになった
これで水着姿のAを独り占めだ
〜当日〜
久々の車でAん家に行き
ついたことを連絡するとAが出てきた
「迎えありがとう〜お願いします！」
渡「おー」
……控えめに言ってめっっっちゃ可愛い
長い髪をお団子にしてるのも可愛いし
ノースリーブの白いワンピース着てるAもめちゃくちゃ可愛い
天使かと思ったわ
「翔太くん今日もかっこいいね」
可愛いすぎてAの方を見れずにいると
俺のことをかっこいいと褒めてきた
こいつはいつもそうだ
ツンツンしてるとこもあるくせに変なところで素直
照れてることをバレたくない俺は褒めてくれるAに対して
いつもそっけなく返してしまう
渡「…別にいつもと変わんねえけど」
「だっていつもかっこいいもん
プールで翔太くん逆ナンされたらどーしよ」
渡「んーまぁ、されるかもな」
「えーやだなぁ」
目的地に着き、更衣室に向かう
もちろん男女別だから二手に別れる
渡「お前、先に着替え終わっても
俺が外に出るまで絶対更衣室からでるなよ！
俺が良いって言うまで絶対だぞ！」
「え？うん？たぶん翔太くんのが早いよ
男の子だもん」
コイツには昔から危機感というものがない
いくらナイトプールで少し暗いからといえど
男がいる限りAは可愛いから絶対声かけられる
更衣室なら女しかいないから安全だろう
更衣室に行き、マッハで着替えた
まぁ、男だから下変えるだけだし
Aの言う通り急がなくても男の俺のが早いんだけど
渡「よし」
Aに良いよとLINEして外で待つ
一応身バレのためにサングラスだけした
まぁ、サングラスしとけばだいたいバレないだろ
「お兄さん1人ですか〜？」
「お兄さんかっこいい！私たちと遊びません？」
渡「…」
「ねぇ、お兄さん聞いてるー？」
Aがナンパされないように外で待ってたら
先にナンパされたのは俺だった
こーゆうのは無視が1番
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作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
