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赤Side
アトラクションを楽しんで写真もゲットしたあとは混み始める前にお昼ご飯。
亮平はここでもポムポムプリンのハンバーグプレートやスイーツを食べてご満悦。
他にも青いカレーをみんなでつついて食べたり、この期間限定のフードを楽しんだ。
さて、いよいよドッキリの時間が迫ってきた。
俺たちは照とふっかの合図を元に、休憩時間になったことがわかりやすくなるよう演技を始める。
青「カットー!」
赤「これから1時間近く休憩時間だって。亮平先にトイレ行く?」
緑「んーん、だいじょぶ!」
桃「お、じゃあ佐久間さん行ってこようかな!」
橙「俺もー!でも近くのとこ混んでるで?」
白「見学がてらちょっと奥の方行こうよ!」
黄「大丈夫だとは思うけど、時間内には戻ってこいよ?」
……絶対トイレに男4人は多いと思うんだけどな。
その空気を察したらしい目黒は別の提案を繰り出した。
黒「あ、俺飲みもん買ってきます」
青「1人だと大変そうだから俺も行く。亮平は何が良い?」
緑「ん〜………あ、これ!ちょこれーとのたぴおか!」
青「了解、他は適当に連絡しろよな」
俺たちが場を離れたあと、スタッフさんの計らいで照とふっかも場を離れることを告げる。
ス「岩本さん、深澤さん。この後についてなんですけど、ちょっとお時間いいですか……?」
黄「あー……亮平、1人で良い子にできるか?」
緑「おるすばんできるよ!」
紫「スタッフさんもマネさんもいるし、少しなら大丈夫っしょ」
黄「……わかった、すぐに済ませるからな」
こうして亮平の周りにスタッフさんのみを残してドッキリスタート。
俺らは特別に用意された別室でその様子を見守ったりスタッフの方へ指示を出したりする。
初めにやってきたのは、翔太のお友達のシナモロールくん。
キャストさんと一緒に何かを探す動きをしている。
緑「あ、シナモンくん!」
キャ「あれ〜……見つからないねぇ………」
緑「……どうしたのー?」
キャ「実はね、次のショーで使うシナモンくんのお帽子がなくなっちゃったの!」
緑「え!?たいへんだぁ!」
キャ「そうなのよ。だからキミ、良かったら一緒に探してくれないかな?」
緑「うん、まかせて!しなもくんだいじょぶよ!きっとみつかる!」
シナモンくんによしよしした亮平は席から下りるとスタッフさんの所へ。
え、なにするんだろ………
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作者名:とわ | 作成日時:2023年4月9日 18時