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指輪が届いて、2人とも左の薬指にはめる



『なんか、違和感』




ここに指輪があるってすごい違和感だな




「んふふ〜」




隣でニヤニヤしてるな〜





『顔デカ』





「今それ言う必要ないでしょ!」











『何ニヤニヤしてんの?』





「いやぁ、やーっと証作れたな〜って」










「だってさ、深澤になってくれたけど。外では【田村A】じゃん?
だからさ、なにか証欲しいなってずっと思ってて」





あぁ





「だから、A。
俺と一緒に事務所に入ってくれてありがとう。
俺とずっと一緒にいてくれてありがとう。
たくさんたくさん叱ってくれてありがとう。
俺の事、好きになってくれてありがとう。
俺の奥さんになってくれてありがとう」



『ありがとうが沢山だね』





「まだまだ伝え足りないからね!これからも伝えていくよ。これはそのひとつ」





と指輪を指さした





『じゃあ、私も。
たつ
私の事ずっと見ててくれてありがとう。
そばに入れてくれてありがとう。
ずっと好きでいてくれてありがとう。
沢山告白してくれて、諦めないでくれてありがとう。
旦那さんになってくれてありがとう』





「なんか照れる笑」





ふふ笑






『一つだけわがまま言ってもいい?』





「ドンと来い!」





『たつにそっくりな息子が欲しいな』





「え?.....え!?」





ふふ笑






「いいの?」





『いいよ。指輪したら言おうと思ってたんだもん』





いつになるか分からなかったけど、でも予定より早かったな






「俺はね、Aに似た女の子が欲しい。
「パパと結婚するの!」って言われたい」






『私は「ママは僕の!」って言われたい』






「いいかもね」






遠くは無い未来....そうであって欲しいな

だて、お誕生日おめでとう→←・



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作者名:プーリー | 作成日時:2024年3月18日 20時

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